》大変で過酷な双子育児→双子ママが頼るべき4つのこと

双子ママ・パパ必見!産前産後休暇&出産一時金完全ガイド

双子の産前産後休暇・出産一時金についての完全ガイド。双子のママ・パパに役立つ情報を詳しく解説します。

双子の産前産後休暇&出産一時金記事アイキャッチ画像

こんにちは。男の子の双子を育てているりーりえです。
このブログでは双子の妊娠から双子の育児まで幅広く、双子ママの疑問にお答えしていきます。

双子の場合産前産後休暇はどれくらい取れるの??
出産一時金は双子だといくらもらえるの??

とお悩みの双子ママさんはいませんか?

双子の産前産後休暇・出産一時金についての完全ガイドでは、双子を妊娠・出産するママやパパが抱える様々な疑問や不安に対処し、助けとなる情報を提供します。

この記事では、産前休暇の開始期間や必要な手続き、出産一時金の支給条件と方法について解説します。さらに、産後の育児休業取得時期のポイントついても詳しく説明していきます。

りーりえ

この記事を読めば、様々な制度があるのが分かって、安心して双子出産を迎えることができるはずです。

目次

双子の妊娠と産前産後休暇の特徴

双子の妊娠では、通常の妊娠とは異なる産前産後休暇の取得方法が存在します。これは多胎妊娠の身体的負担が大きく、出産を安全に迎えるための配慮が必要なためです。

通常の妊娠では直前の6週間が産前休暇の基本期間ですが、双子の場合はどのようになるのでしょうか。

・双子妊娠の場合の産前産後休暇の期間
・必要な手続き
・支給条件と方法

それぞれ詳しく解説していきます。

双子妊娠時の産前産後休暇の期間

通常の妊娠では、直前の6週間が産前休暇の基本期間ですが、双子妊娠時の産前産後休暇の期間は通常の妊娠と異なり、

産前休暇
出産予定日の14週間前からの98日間
産後休暇
出産後の8週間の56日間

合計144日間休業可能です。(期間は、会社の労働規則や労働条件によって変更される場合があります。)

また、医師の診断書をもとに、健康上の理由や妊娠の経過によってはより早い時期から産前休暇を取得することが許可されることもあります。産前休暇を取得する際には、会社の人事担当者や上司と相談し、適切な期間を決定することが重要です。

りーりえ

休業の間はお給料の3分の2が支給され、休業している間は健康保険料、厚生年金保険、雇用保険などの社会保険料も免除されます。

双子出産における必要な手続き

双子出産における手続きは、通常の出産手続きと大まかには変わりありません。

まず、産前休暇の申請時には、出産予定日が記載された妊婦健康診断書を提出する必要があります。出産後には、出産届とともに双子の出生証明書を提出しましょう。

双子出産後は産後休業や育児休業の手続きも行う必要があります。これらの手続きは、事前にご自身の会社に十分に確認し、出産後に無事に手続きが行えるよう準備しておくことが大切です。

妊娠・出産手当金の支給条件と方法

上記で解説した通り、妊娠・出産手当金(産前産後休暇)は、妊娠・出産に伴い働けなくなった労働者に対して支給される制度です。この手当金は、健康保険に加入している女性に適用され、産前休業期間中と産後休業期間中に給与の大部分を補填する目的で支給されます。

支給条件は以下の通りです。

・健康保険に加入していること。
・産前休業期間や産後休業期間中であること。

支給方法は、会社が保険料を支払っている健康保険組合に申請し、指定された口座に振り込まれます。

りーりえ

双子妊娠の場合、産前休業期間が通常よりも長くなるため、妊娠・出産手当金を受け取る期間も長くなります。手当金の申請や支給方法については、事前に会社の人事担当者や健康保険組合に確認しておくといいですね。

双子出産の経済的サポート制度

双子出産は経済的なサポートが非常に重要です。国や自治体が提供しているさまざまな制度の中でも双子ママにとって非常に助かる制度のひとつが出産一時金です。

国は子どもひとりの出産に一体いくら支給してくれるのでしょうか。

・出産一時金の支給額の変化
・双子出産の場合の出産一時金の支給額
・出産一時金の受け取りと支払い制度

詳しく解説します。

出産一時金の支給額の変化

子どもひとり出産するのにかかる費用は、地域や産院、出産方法などによって異なりますが、平均50万円かかると言われています。

出産育児一時金は、2023年4月にそれまでの上限42万円から50万円に引き上げられました

妊娠週数や医療機関が産科医療補償制度に加入しているかどうかで金額が異なりますが、現在分娩を取り扱う病院、診療所の加入率ほぼ100%となっており、日本国内の分娩機関はほぼすべて産科医療補償制度加入していると考えられています。

よって出産一時金は実質、妊娠週によって支給額が異なり

妊娠週数22週以降に出産した場合
→50万円/1児
妊娠週数22週未満で出産した場合
→48.8万円/1児

という金額で支給されます。

双子の場合の出産一時金の支給額

多胎児の場合は子どもの人数分が支給されます。よって双子出産の場合

妊娠週数22週以降に出産した場合
→50万円×2=100万円
妊娠週数22週未満で出産した場合
→48.8万円×2=97.6万円

が双子出産費用一時金として支給されます。

りーりえ

双子の場合の出産費用は平均70万~85万円と言われていますので、この支給額であれば金銭的不安は少し和らぎますね。

支給方法の種類と申請時期

出産育児一時金の支給方法は3種類あります。

直接支払制度→請求と受け取りを本人に代わって医療機関が行い、保険組合から病院などに一時金が直接支払われる仕組みです。この制度を利用することで、出産時にまとまった金額を準備せずに済みます。実際にかかった金額が一時金を上回った場合のみ、病院の窓口で不足分を支払います。

受取代理制度→請求を本人が行い医療機関が受け取ります。比較的小規模な医療機関が受取代理制度の対象となっているため、利用可能かどうかは事前に確認しましょう。

直接申請→本人が出産にかかる費用を全額支払い、後日保険組合に請求する方法です。海外で出産する人などに適しています。

りーりえ

私の場合は直接支払制度を利用してスムーズに出産一時金を使って出産費用を支払うことができました。しかし双子妊娠のの多くの場合、管理入院を余儀なくされます。長期の管理入院にかかる費用などは出産費用とはまた別ものなので、詳しくはこちらをご覧ください!↓

↓こちらの記事では双子妊娠での長期管理入院について詳しく紹介しています。高額な入院費もある制度を利用することにより、負担はぐっと抑えられます。ぜひこちらもお読みになって、安心して双子出産をお迎えくださいね。

産後の育児休業と双子育児の実態

双子の産前休暇取得→出産→産後休暇の取得後は、育児休業を取得することになります。これは多くの女性が子育てを続けながら働く上で必要な制度です。しかし、双子の場合、育児の負担が一人分よりも大きくなるため、育児休業やその後の職場復帰がより困難になることも事実です。

双子育児は、一般的には1人の子どもを育てるよりも多くの時間が割かれ、大変さも2倍・・・どころではない苦労があるのが実態です。そのため手当や支援制度は最大限活用しましょう。

↓こちらの記事で双子の場合の育児休業手当や児童手当について詳しく紹介しています。基本情報から支給額まで分かりやすく解説していますので、合わせてぜひお読みください。

また、双子を育てる際には、その費用面も問題となります。例えば、双子用のベビーカーや便利な双子育児グッズなどの高価な買い物も多くなり、家計が厳しくなることがあります。

このような現状を踏まえた上で、双子育児における育児休業の取得方法や給与・手当の支給、経済的サポート制度について考慮することが重要となります。そのため、双子育児を行うママたちが、社会や会社からの支援を受けられるよう、適切な情報や制度を活用することが求められます。

双子の産前産後休暇取得と出産一時金は経済的サポートとなる

双子の産前・産後休暇取得には、労働基準法や厚生労働省の指針に従い、適切な手続きを行うことが必要です。

多胎出産の場合は通常の出産より長い期間取得することができます。双子出産まで体調を第一に、お腹の双子ちゃんのことを1番に考えて過ごすことができますね。

りーりえ

双子出産・育児は時間や労力、お金も掛かってきます。しかし国や自治体の様々なサポート制度も充実していますので、あまり不安にならず安心してお過ごしくださいね。

↓こちらの記事は双子出産を控えた双子ママさんにぴったり!双子の兄弟がどのようにして決まるのか、法律の変遷や出産方法と兄弟の順序について詳しく解説してます。

↓産まれてくる双子のお名前はもう決まりましたか?こちらの記事では、双子の名前の決め方のポイントや、男女・男男・女女別の具体的な例を紹介します。さらに、季節や花をイメージした名前や漢字と意味を活用した名前付け法も解説しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

このブログ管理人(通称りーりえ)
双子の男の子を育てるママ。昔から自分のイラストで周りのみんなに喜んでもらえることが嬉しかった。自分が描いた双子育児の4コマを見て、世界のどこかで、誰かがちょっとだけ笑顔になってくれることを、ほんの少しだけ期待。

コメント

コメントする

目次