こんにちは。6歳になる双子の男の子を育てているりーりえです。
このブログでは双子妊娠から双子育児まで、幅広く体験談に基づきながら、双子ママの疑問にお答えしていきます。
「妊娠後期、足がムズムズします」
「どうしたら足のムズムズした感覚は治せますか?」
以上のようなお悩みの方に、おすすめ対処法をお伝えします。
妊娠後期、私を最も悩ませたのが「ムズムズ足症候群」です。
私の場合、妊娠中期から出産までの長い期間、夜間に足がムズムズする症状に苦しみました。
私の管理入院の理由は「早産兆候があるため」でしたが、もうひとつの理由が「むずむず足症候群の治療が必要」だったからなのです。
「管理入院」についてはこちらの記事で詳しく書いてありますので、ぜひご覧ください!
「ムズムズ足症候群」の症状の辛さは、なった人しか分からないものがあります。
この記事を読めば、妊娠後期の夜間に起こる、足のムズムズする不快感が少し和らぐようになりますよ!それでは、私の体験談も含め、おすすめ対処法を紹介します。
妊娠後期に起こりやすいムズムズ足症候群とは
まず、妊娠後期に起こりやすいと言われる「足がムズムズする症状」とは一体何なのでしょうか。
むずむず足症候群の症状
「むずむず足症候群」は別名「レストレスレッグス症候群」とも言われ、足に強い不快感を感じ、眠れなくなる病気のことです。寝ようとすると症状が出てしまうため、不眠にも繋がります。
むずむず足症候群の症状の特徴
1. 足に強い不快感を感じる
2. 足を動かしたい衝動にかられる
3. 歩くなど、足を動かすと症状が緩和される
4. 夜間(夕方から朝にかけて)に症状が出る
5. 日中でも、静かに横になっていたり、座っていたりすると症状が出る
足の「不快感」ってどんな感じになるの?
「むずむず」するだけじゃないんだよね。
言葉で言い表すのがとっても難しいんだけど・・・。
こんな感じかなぁ。
「むずむず」の別表現
・うずく
・火照る
・じんじんする
・ピリピリする
・じわ~っと何かが侵食していく感じ
・何かが足の中を這っている感じ
・足を動かさないと発狂してしまいそうになる
・神経が足に集中してる感じ
妊娠中に起こりやすいムズムズ足症候群
ムズムズ足症候群の症状が出るのはは女性の方が男性よりも多く、60歳以上の高齢者に多いのが特徴です。しかし妊娠中の女性にも一時的に症状が出やすいそうです。
妊娠中にむずむず足症候群になる場合は、妊娠3ヶ月~4ヶ月(妊娠中期)から始まり、多くの方が症状に悩むのは妊娠8ヶ月(妊娠後期)と言われています。妊娠中に起こったむずむず足症候群の症状はお産を終えるとなくなります。
症状の出かたは人それぞれだと思いますが、私は妊娠中期からお産当日まで、むずむず足症候群の症状に悩まされました。
妊娠後期に起こりやすいムズムズ足症候群の原因
妊娠後期に起こりやすいといわれるムズムズ足症候群ですが、現在では「ムズムズ足症候群」の明確な原因は分かっていないようです。その中でも有力視される原因には次のようなことが挙げられます。
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血はむずむず足症候群の原因のひとつと考えられています。赤ちゃんがお腹の中で大きくなってくる妊娠中期から妊娠後期は特に鉄分が多く必要となります。
そのため体内に貯蔵されている鉄分が不足してしまうと、鉄欠乏性貧血状態になり、むずむず足症候群の症状が出やすいと言われています。
私も妊娠初期から鉄不足と言われ、錠剤で鉄を補っていました。
神経伝達物質の機能低下
むずむず足症候群の原因として、ドーパミン、セロトニン(脳内の神経伝達物質)の機能低下も関与していると考えられています。
セロトニンやドーパミンは「痛い」「かゆい」といった
知覚を制御してくれてるものなんだって。
じゃあその機能が低下してしまうと・・・。
刺激に敏感に反応してしまって「痛い!!」「かゆい!!」と必要以上に感じてしまうんだね。そのため「むずむず」感を感じやすくなってしまうのかな。
妊娠後期に起こりやすいムズムズ足症候群のおすすめ対処法
ここでは妊娠中期から後期にかけて、ムズムズ足症候群で悩まされた私が試した、おすすめ対処法を紹介します!
効果があったものも、なかったものもありますが、効くか効かないかは人それぞれなので、両方載せておきますね!どれも今日から試せるものばかりです!
日々の対処法
・鉄剤を処方してもらう(サプリでも可。便秘にならないよう注意が必要)
・バランスの良い食事を心がける(鉄分豊富なものを取り入れる)
・カフェイン摂取に今まで以上に控える(眠りを浅くしてしまうのを防ぐため)
寝る前の対処法
・30分ほど足を上にあげておく(上半身は床に寝ころびソファなどに足だけのせる)
・寝る時も足を高くする(枕を重ねて足を置く)
・湿布を足に左右それぞれ2枚貼る(スーッとする刺激がすこしむずむずを消す)
・足だけ冷たいシャワ―と温かいシャワーを交互にかける(足のほてりが和らいだ気がする)
・足を疲れさせるために少し散歩をする(基本安静指示が出ていたため、さじ加減が難しい)
・保冷材を足の裏やふくらはぎに当てる(冷たいという感覚がむずむずを上回るまで)
・就寝用着圧ソックスを履く(履いたり脱いだりしたがあまり効かなかった)
・家族に足をマッサージしてもらう(辛さを共有するだけでも気持ちが楽になります)
その他の対処法
・針治療を受けてみる(むずむずに効くというので試したがあまり効果はなかった)
・担当医師と相談して薬を処方してもらう(胎児に影響がないと言われる週数で処方、内服した)
・担当医師と相談の上、管理入院する(入院後は夜中も看護師さんがいることで、毎夜相談にのってくれたり、対処してくれたのでとても有り難かった)
・自分はこの時間になったら寝れると思い込む(私の場合は朝4時には寝れる、と思い込んだ)
・夜は起きて好きなことをする、昼間に寝ると割り切る(夜間は起きていてもむずむずは感じるため、何か没頭できるものがあると良い。わたしの場合は絵を描いて、朝になるのを待った)
りーりえの症状がとっても辛そうで、寝る前や夜中にマッサージしたのを思い出すなぁ。
家族やパートナーに、症状を理解してもらい、辛さを共有するだけでも、気持ちが楽になりますよ!
まとめ:妊娠中に足むずむずする症状が出たら病院にいこう
「ムズムズ足症候群」の症状はとても辛く、不眠につながることで思い詰めてしまう人もいます。私も長い妊娠期間、ずっと悩まされてきました。
自分で試せる対処でも症状が改善されなかった場合、ひとりで悩まずにすぐに担当医師に相談しましょう。
私も「妊娠中はお薬を飲めないから、我慢するしかない」と思っていた時期がありました。しかし病院でしっかりと診察を受けることで、自分に合った薬の処方や、対処をしてくれるはずです。
↓以下の記事では、双子の出産に向けての準備について詳しく解説しています。数ある育児アイテムの中で、何を購入し、何をレンタルで済ませるのかが良く分かりますよ!
眠れない時に考えることがあると気持ちも楽になりますよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント