こんにちは。双子を育てながら自宅でピアノ教室を運営しているりーりえです。
こちらの記事ではピアノ教室運営のノウハウを詳しく解説していきます。
「ピアノのレッスンで音符を読み書きする活動は必要なのかな?」
「音符を読み書きさせる時に使用できるおすすめの教材を教えてほしい」
以上のようなピアノ教室のレッスンでの音符を読み書きする活動についての質問にお答えします。
私は小学校音楽専科として教員を10年務めた後、産休育休を経て退職し、自宅でピアノ教室を開校しました。
子育てをしながら、現在開校約一年で生徒数15人の音楽教室を運営しています。
本記事ではピアノのレッスンで行う「音符の読み書きする活動」におすすめな教材を紹介していきます。
小さいお子さんが生徒さんの場合、音符を読み書きする活動は必須です!
年齢は小さい生徒さんほど、丁寧に教えてあげましょう。
この記事を読めば、レッスン活動のひとつである「音符を書こう」の際、指導に自信を持って行うことができますよ!
↓以下の記事では、「音符を書こう」という活動も含め、ピアノのレッスン内容について詳しく紹介していますので、これを読めば、毎回のレッスンをどのように進め、生徒さんに指導していくかが良く分かりますよ!
ピアノレッスンで行う4つの活動
レッスンで行う活動は下記の4つです。
1 歌を歌おう(5分)
2 音符を書こう(10分)
3 リズムであそぼう(10分)
4 ピアノを弾こう(15分)
今回は 2 音符を書こう(10分) で使用するおすすめ教材を紹介していきます。
音符の読み書き活動の大切さ
お子さんがピアノを弾くために必要な能力は下記の4つです。
・音符が読めること
・音符の長さが分かること
・指の番号が分かること
・鍵盤の位置が分かること
レッスンの中で行う「音符を書こう」という活動は、この中の「音符が読めること」につながります。
また音符を書いたり、読んだりすることは小さいうちに覚えてしまえば、いつまでも自分の財産にもなりますよね。
私は10年間公立小学校で子供たちに音楽の授業をしてきましたが、最初の頃、「こんなに音符を読めない(書けない)お子さんがいるんだ!」とびっくりしたことがありました。
ピアノの初心者のお子さんたちには、ゆっくり時間をかけてもいいので、確実に音符が読み書きできるようになるまで、しっかりと教えてあげましょう!
それでは「音符を読み書きする」活動に適した教材を紹介していきます。
合わせて指導方法も紹介していきますので、真似してみてくださいね。
音符の読み書きに使用するおすすめ教材
まずは手書き五線譜を教材にしよう
3歳から5歳位までの小さなお子さんの場合、初めて音符を教える時は先生の手書き教材が一番です。
白い紙とクレヨンがあればできますので試してみてくださいね!
活動の具体例
真っ白い紙に、大きく5本線を書く(お子さんが見ている前で)
↓
「ここに串刺おだんご描くよ~」と言って、ドを書いたら、生徒さんに好きな色で塗ってもらう
↓
「次はねぇ、ぎゅ~!はさまれだんごだよ~」と言ってレを書き、また色塗りをさせる
↓
お子さんの興味関心の度合いを見て、ド→レ→ミ・・・と続けていく
私のピアノ教室でも、まずは手書きの五線譜に書いた「まる」に色を塗ることから始めています!
上記の活動を1ヶ月くらい続けたら、下記で紹介する一段のおんがくノートを使って、引き続き指導者の書く音符に色を塗らせたり、音符を書かせるなどの活動をしていきましょう!
ミッキーといっしょ おんがくドリル1
上記と併用して、こちらの教材をおすすめします。
ミッキーと一緒に楽しみながらゆっくりと確実に、楽典の知識を身に着けられるよう考案された音楽ドリルです。
「まる」を書く練習が主になっていて、音符を書く導入にはぴったりです。
中央のドから上のドまでが書けるようになります。
私のピアノ教室でも、時間をかけて教えたい小さなお子さんに使用しています。
おんぷ・にこにこ・ワーク
少しずつ音符に慣れてきたら次のステップとして、こちらの教材をおすすめします。
》おんぷにこにこワーク 1 (音あてクイズつき)
》おんぷにこにこワーク 2 (音あてクイズつき)
》おんぷにこにこワーク 3 (音あてクイズつき)
》おんぷにこにこワーク 4 (音あてクイズつき)
》おんぷにこにこワーク 5 (音あてクイズつき)
就学前の小さな生徒さんから始められるシンプルでとても分かり易いワークノート。
まだひらがなが書けないお子さんも、クレヨンやクーピーなどで音符を塗って、音符の位置を覚えることができます。
1~5まで出版されていますが、徐々にレベルアップ(高い音や低い音、ヘ音記号など)していくので、小学生位の生徒さんなら2から始めてもOK。
音当てクイズや、音の長さを学ぶちょっとしたワークも出てくるので、レッスンで取り入れてみてはいかがでしょうか。
おんぷカード
いつも同じ活動ではレッスンもマンネリ化してしまいます。
時々おんぷカードを使って楽しく音符を覚えてもらいましょう!
初めて音符を読む生徒さんにぴったりのA5サイズの音符カードです。
大きなカードなので五線譜が見やすく、音符の位置をしっかり確認できるのがおすすめのポイントです。
様々なポケモンのイラストが描いてある音符カードです。
ポケモンに興味があるお子さんだったら、大興奮でポケモンと一緒にどんどんドレミを覚えていきますよ!
♪おすすめな活動内容♪
・ドレミの五線譜上の位置が覚えられた生徒さんには、カードを一枚ずつパッと見せる→ドレミを答えさせるなどして、ゲーム感覚で活動に取り入れよう
・「おんぷカードかるた」と称して、机にカードを並べて指導者が言うドレミのカードを素早く取っていく活動も楽しくておすすめ!
「カルタしよう!」と言った時のお子さんの嬉しそうな笑顔といったら・・・!「先生より早く取れるかな?」と、ゲーム感覚で楽しい活動にしてあげましょう!
まとめ
いかがでしたか?
本記事では、ピアノのレッスンで使用する音符の読み書き活動におすすめな教材を紹介しました。
音符を読んだり、書いたりできるようになるには、反復練習するほかありません。
1レッスンの短い時間ではありますが、この「音符を書こう」という活動を続けていくことで、徐々に音符が自然と読めるようになりますよ。
↓また以下の記事では、ピアノのレッスン活動「歌をうたおう」に最適な歌唱の楽譜を紹介しています。合わせて参考にしてみてくださいね!
ピアノ教室を運営している方にとって、少しでも役立つことができたら嬉しいです!応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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