双子っていつわかる？双子妊娠のすべて！判明時期・リスク対策まで解説

今回は「双子っていつわかるの？」という疑問にお答えします。

はじめまして。男の子の双子を育てているりーりえです。
このブログでは双子の妊娠から育児まで、体験談に基づきながら、双子ママの疑問にお答えしていきます。

「双子っていつわかるのかな？
「双子妊娠がわかったらまずどうしたらいいのかな？

以上のような双子妊娠についての最初の疑問にお答えします。

私も双子妊娠の発覚は、まさしく晴天の霹靂！双子だといつ頃分かり、分かったらまず何をしたらいいのかをくわしくまとめました。

この記事では、双子妊娠の仕組みから判明時期、リスク対策まで徹底解説。双子妊娠がどのようにして起こるのか、一卵性と二卵性の違いや妊娠初期の症状、さらには双子妊娠のリスクとその対策まで、双子ママや双子パパが知りたい情報満載です。

知識と対策を身につけて、安心して双子妊娠・出産を乗り越えていけるよう応援しています！

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双子妊娠のいつわかる？判明時期と検査方法

双子妊娠がいつわかるか、その判明時期と検査方法を見ていきましょう。双子妊娠の発覚は、通常、

妊娠初期のエコー検査

で判明します。この時期のエコー検査で胎嚢が2つ確認されると、双子妊娠が明らかになります。また、妊娠初期の症状から双子を予想する方法もありますが、症状だけでは確定的な診断は難しいため、必ず専門の産婦人科で検査を受けることが大切です。

エコー検査での双子妊娠判明タイミング

エコー検査による双子妊娠の判明タイミングは、

妊娠5週から9週まで

に行われることが多いです。この時期に、胎嚢が2つ確認されれば、双子妊娠が判明します。妊娠初期のエコー検査は、赤ちゃんの発育や胎児の数を把握するだけでなく、妊娠週数や予定日の確認にも役立ちます。

また、初期のエコー検査で双子妊娠が発覚した場合、医師から双子妊娠に特有のリスクや注意点についての説明を受けることができます。これにより、妊婦本人や家族は、双子妊娠に対する不安を軽減し、適切な医療対応を受けることが可能となります。

妊娠初期の症状から双子を予想する方法

妊娠初期の症状から双子を予想する方法もありますが、症状だけでは確定的な診断は難しいです。双子妊娠の可能性を示す症状には、

・妊娠悪阻が強いこと
・胎動が早く感じられること

が挙げられます。しかし、これらの症状は個人差が大きく、また一般的な妊娠でも起こり得るため、双子妊娠の確定診断には必ずエコー検査が必要です。症状から双子妊娠を疑った場合は、専門の産婦人科で適切な検査を受けることが大切です。

↓こちらの記事では、私が双子を妊娠するまでの経緯を詳しくまとめてあります。双子妊娠が発覚する直近の行動や、以前に行っていた不妊治療なども体験談として紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

双子だといつわかるかは妊娠のタイプによって違う

双子妊娠だといつわかるかは

一卵性か二卵性か

によって異なります。

一卵性の場合

一卵性の場合
胎嚢（赤ちゃんは入っておる袋のこと）がひとつのため、判明が少し遅くなります。個人差はありますが、妊娠第７週以降に超音波検査で双子だと確認することができます。

二卵性の場合

二卵性の場合
胎嚢（赤ちゃんが入っている袋のこと）がふたつあるため、個人差はありますが、妊娠第５～６週あたりに超音波検査で双子だと確認することができます。

というように、双子妊娠は

妊婦健診の超音波（エコー）検査

で判明します。ただし、双子の種類によって、わかる時期に違いがあるということになります。

双子妊娠の仕組みと確率

「双子っていつわかるのか」という疑問が解決したら、まず、双子の種類について知っておきましょう！

双子妊娠確率は、年齢や家族歴、遺伝要素など様々な要因によって変わります。一般的に、双子妊娠の確率は約1%程度とされています。ただし、不妊治療を利用して妊娠した場合、排卵誘発剤などにより、複数の卵子が一度に排卵される可能性が高まるため、双子妊娠が起こりやすくなります。

双子妊娠は、一度の妊娠で二人の赤ちゃんが宿る現象です。お母さんのお腹（子宮）の中に

・ひとりの胎児がいることを「単胎妊娠」
・ふたりの胎児がいることを「双胎妊娠」

といいます。

双胎（双子）は受精卵の数により

「一卵性双胎」と「二卵性双胎」

の２種類に分けられます。詳しく解説します。

一卵性双生児と二卵性双生児の違い

一卵性双生児・・・もともと１つの受精卵が２つに分かれて成長したもの

一卵性双生児は、1つの受精卵が分裂して2つの胎児になる現象で、遺伝的特徴が非常に似通っています。同じ性別であり、容姿や血液型もほぼ同じとなることが特徴です。

二卵性双生児・・・２つの別々の受精卵が子宮の中で同時に発育したもの

一方、二卵性双生児は、同時期に排卵された2つの卵子がそれぞれ異なる精子で受精し、2つの胎児が成長するケースです。遺伝的特徴が異なるため、一卵性双生児に比べて性別や容姿が異なることが一般的です。また、二卵性双生児は一卵性双生児よりも出生率が高く、複数胎妊娠の約70%を占めています。

遺伝子は50パーセントほど同じで、性別や血液型が違うこともあるため、同時に産まれた兄弟とも言われています。

一卵性と二卵性の判断

一卵性と二卵性の判断は、生まれた後のDNA検査などで調べてみないと正確には分からない。

双子妊娠の確率とリスク要因

双子妊娠の確率は、一般的に約1%ですが、年齢や家族歴、遺伝など様々な要因が影響します。例えば、30代後半以降の妊婦は、20代の妊婦より妊娠確率が高いとされています。また、双子の親族がいる場合や、不妊治療を受けている場合も、双子妊娠が起こりやすくなります。

双子妊娠にはリスク要因が伴うことがあり、早産や帝王切開の可能性が高まります。また、出生児の発育や母体への影響にも注意が必要です。しかし、医療技術の進歩により、適切なケアやリスク管理が行われており、出産の安全性が向上しています。医師との相談や適切な治療、心のケアが重要で、双子妊娠のリスク要因を最小限に抑えることができます。

双子妊娠のリスクについては「３つの膜性」が大きく関わってきます。詳しく解説します。

双子は３つの膜性で妊娠リスクが異なる

双胎児は「膜性」の種類によって管理方法や、妊娠リスクが異なります。

赤ちゃん包み込む「膜」の状態には３つの種類があります。

1. ☆胎盤が２つで赤ちゃんのお部屋が２つ→　２絨毛膜２羊膜双胎（ＤＤ双胎）
2. ☆胎盤が１つで赤ちゃんのお部屋が２つ→　１絨毛膜２羊膜双胎（ＭＤ双胎）
3. ☆胎盤が１つで赤ちゃんのお部屋が１つ→　１絨毛膜１羊膜双胎（ＭＭ双胎）

※胎盤のことを「絨毛」、赤ちゃんが成長するお部屋を「羊膜」と言います！

詳しく解説します。

２絨毛膜２羊膜双胎（ＤＤ双胎）

２絨毛膜２羊膜双胎（にじゅうもうまくにようまくそうたい）は

・胎盤も２つある（それぞれひとつずつ）
・お部屋も２つあり分かれている

双胎児で、酸素やママからの栄養はそれぞれに送られ、お互いのへその緒が絡まる心配もありません。

１絨毛膜２羊膜双胎（ＭＤ双胎）

１絨毛膜２羊膜双胎（いちじゅうもうまくにようまくそうたい）は

・胎盤はひとつ（ひとつを２人で共有）
・お部屋は２つあり分かれている

双胎児で、酸素やママからの栄養がどちらかに偏って送られるリスクはありますが、お互いのへその緒が絡まる心配はありません。

１絨毛膜１羊膜双胎（ＭＭ双胎）

１絨毛膜１羊膜双胎（いちじゅうもうまくいちようまくそうたい）は

・胎盤もひとつ（ひとつを２人で共有）
・お部屋もひとつ（ひとつを２人で共有）

双胎児で、酸素やママからの栄養がどちらかに偏って送られるリスクや、お互いのへその緒が絡まるリスクもあります。

一卵性双胎は上記の３種類どれでもなり得るということが分かっています。反対に二卵性双胎は必ず２絨毛膜（胎盤２つ）になると言われいます。しかし最近では非常にまれではありますが１絨毛膜（胎盤１つ）の二卵性双胎も報告されています。

双子妊娠の具体的なリスクと対処法

双子妊娠のリスクについても詳しく知っておきましょう！３つの「膜性」に共通して起こりやすいリスクを紹介します。

• 早産
  • 妊娠22週以降、37週未満に出産すること（※）
• 妊娠高血圧症候群
  • 妊娠20週以降、高血圧やたんぱく尿を伴う症状が出る病気
• 胎児発育不全
  • お腹の中の胎児の体重が増加していかない状態
• 胎児先天異常
  • 胎児の身体の一部の形や働きなどに異常がある状態

※双胎妊娠の約50％が早産で出産しているそうです。しかし「早産」といっても比較的37週に近い週数での出産が多く、赤ちゃんの命が危険な早い週数での出産は必ずしも多くありません。

このように双子妊娠は一般的な妊娠とは異なり、多くのリスクが伴います。双子の胎児は一人分の栄養とスペースを分け合わなければならず、成長が遅れる可能性があります。また、妊婦自身も、子宮内での競争が激しくなるため、妊娠中毒症や切迫早産のリスクが高まります。

これらのリスクに対処するためには、定期的な検診を受け、エコー検査などで胎児の発育状況や羊水の量を確認することが重要です。また、医師と相談しながら、適切な栄養補給や運動を心がけることで、妊娠中の双子ママの体調管理に努めましょう。

しかしリスクについては過度に心配せず

「こんなリスクがあるかもしれないんだ」と正しく理解をすること

が大切です。

双子妊娠だとわかったらどうしたらいい？

病院でお腹の中の赤ちゃんが双子だとわかったら・・・

初めてのことだらけで不安も大きいかもしれませんが、「～かもしれない」と悩んだり調べるより、しっかりと専門のお医者さんの言葉に耳を傾け、

まずは安静に過ごす

ことが大切です。

双子妊娠がもたらすママの身体への負担

双子妊娠は、ママの身体にさまざまな負担をもたらします。まず、子宮が大きくなることで、腰痛や股関節の痛みが生じる可能性があります。また、体重増加に伴い、足のむくみや静脈瘤が発生することもあります。

さらに、双子妊娠では貧血になりやすく、血圧の上昇やめまいが起こることがあります。そのため、十分な鉄分やビタミンB群の摂取に心がけましょう。

↓こちらの記事では妊娠が分かったら早めに摂取を始めた方がよいとされる葉酸サプリについて、詳しく解説しています。双子ママならではの疑問にお答えしていますのでぜひご覧くださいね！

双子出産のリスクと早産対策

双子出産には、上記でも紹介した通り早産や帝王切開のリスクが高まることが一般的です。早期の分娩は、胎児の発育不全や低体重児のリスクを増大させるため、早産対策が重要となります。

具体的な対策として、まずは医師と連携し、胎児の発育状況や母体の状態を定期的に確認することが欠かせません。また、必要に応じて安静や管理入院治療が行われることもあります。

↓こちらの記事では双子ママが避けては通れない管理入院について詳しく解説しています。実際に２カ月近く管理入院生活をした経験があるからこそ分かる情報もたくさん紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

まとめ：双子だといつわかるかは妊娠タイプによってそれぞれ

今回は双子だといつわかるのか、判明したらまず最初に知りたい双子妊娠の知識をできるだけ分かりやすくまとめてみました。双子妊娠・出産の知識や対策を理解し、安心して育児に臨むことが大切です。

↓双子妊娠についての疑問で多い、検診の頻度や重要性、リスク管理、出産準備と心構え、症状への対処法などを詳しく解説します。安心して妊娠・出産に備えましょう。

↓妊娠が判明すると、ほとんどのママが経験する「つわり」。こちらの記事では辛いつわりを乗り越えるコツを紹介しています！ぜひごらんくださいね。

↓こちらの記事では、双子の場合の産前休暇の開始期間や必要な手続き、出産一時金の支給条件と方法について解説します。双子を妊娠・出産するママやパパが抱える様々な疑問や不安を解消します。

こちらの記事では「妊娠後期はお腹はどれくらい大きくなるのかな？」「後期に起こるマイナートラブルってどんなかな？」双子妊娠の後期に悩む双子ママさんにさまざまな問題を解決する方法をご紹介しています。

双子妊娠がわかる→いつから付ける！？双子マークのキーホルダー

「双子がお腹にいることがいつわかるのか」という疑問の次に悩ましいのが、マタニティマークはいつから付けたらいいのか？ということ。

通常のマタニティマークは赤ちゃんひとり。こちらの商品は「お腹にはふたりいるのになぁ」というたくさんの双子ママの声から生まれました。妊娠期の双子ママの元気のお守りとしてもおすすめです！

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最後までお読みいただき、ありがとうございました！