こんにちは。双子を育てながら自宅でピアノ教室を運営しているりーりえです。
こちらの記事ではピアノ教室運営のノウハウを詳しく解説していきます。
「ピアノ教室を始めるための事業計画書ってどうやって書くの?」
以上のようなピアノ教室の始め方についての質問にお答えします。
私は小学校音楽専科として教員を10年務めた後、産休育休を経て退職し、自宅でピアノ教室を開校しました。
子育てをしながら、現在開校約一年で生徒数15人の音楽教室を運営しています。
本記事ではピアノ教室の事業計画書の書き方について解説していきます。
事業計画書作成は、ピアノ教室運営のはじめの一歩!
誰に見せたり、提出したりするものではありませんが、ピアノ教室の概要や、内容をしっかり詰めることで、教室の未来が具体化します!
この記事を読めば、事業計画書をすぐに作成することができて、ピアノ教室開校の準備が進んでいきますよ!
↓以下の記事では、ピアノ教室の始め方を詳しく紹介しています。開校するまでに何を準備すればいいのかが良く分かりますので、ぜひご覧くださいね。
事業計画書とは
事業計画書とは、これからどのように事業を運営していくのか、具体的な行動を内外に示す計画書のことです。
事業計画書の目的は、公的・民間の金融機関や投資家などに提示して、事業承継や資金調達を実施することなんだし、ピアノ教室を始めるために作成する意味ってあるかな?
そうだね。でも事業計画書にどんなピアノ教室にしたいかを書き出すことで、自分の思考イメージを整理できるんだよ!
それを客観的に検討することで、新しいアイディアや考えが思い浮かぶかもしれません!
・何のために、どのようなピアノ教室にしていこうと思っているのか
・どのような集客戦略を考えているのか
・売上目標や今後の流れについて
・ピアノ教室(自宅)を取り巻く環境について
上記のようなことについて、頭の中で描いていることを実際に書き出していきましょう!
それってちょっと・・・
面倒くさい・・・
と、思っている方に向けて、私が作成した「事業計画書」を紹介していきます。
ピアノ教室事業計画書の中身
今回紹介するのはピアノ教室の中でも高齢者にターゲットを絞った「シニアピアノ教室事業計画書」となっています。
幼児をターゲットにしたピアノ教室の場合は、 形式だけ参考にしてみてもいいですし 、加除訂正しながら作成してみてくださいね!
[ピアノ教室]事業概要
1 ピアノは「3大おけいこ事」」と言われ、3人に1人が習っていた時代がある。しかし1985年を境にして、減少の一途を辿っている。対照的に中高年の生徒の数は増加。60歳以上の高齢者は「4人に1人」となり、今や日本は超高齢化社会である。「シニア」に限定したピアノ教室は少なく、ニーズが高いのではないか。
2 今回○○区内にシニア向けピアノ教室を(週3回開催)を開業する。ターゲットは60歳以上、初心者限定。グループレッスンおよび個人レッスンを行う。客単価は7000円/月2回。教室場所は自宅一階を予定している。
3 集客はホームページ、グーグルマップ、LINEお友達に加え、フリーペーパー、新聞折り込み、チラシ投函、区報掲載などを予定している。
4 開業時の必要資金
・個人使用のキーボード購入費→15万
・生徒使用の椅子、机購入費→5万
・その他教材費→5万
初年度は初期費用により赤字になるが、次年度より黒字転換する予定。
[ピアノ教室]事業主概要
1 屋号→○○ピアノ教室
2 事業主氏名→りーりえ
3 プロフィール→○○大学○○学部卒業など
[ピアノ教室]市場分析
1 取り巻く環境
教室である自宅は閑静な住宅街である。○○線○○駅から徒歩12分、同線○○駅からもと徒歩11分と立地も良い
2 市場
当町内には個人経営のピアノ教室は多いが、どちらも子供向けの音楽教室である。よってシニアに限定し、他の音楽教室と差別化を図る。
3 起業者の強み・弱み
・強み→指導の経験が豊富。人との関わり合いが得意。
・弱み→起業経験なし。ホームページ作成や集客に不安がある。
[ピアノ教室]サービス内容
1 サービス内容
開催日→火曜日・水曜日・金曜日(10:30~11:30)(13:30~14:30)の二部制
レッスン形態→基本3人~4人のグループレッスン。個人レッスン及び声楽レッスンは応相談。
レッスン料金→7000円/月2回(月謝制)
2 ターゲット顧客
60代からのシニアの方で、ピアノ初心者限定。「趣味や楽しみを見つけたい」「昔やりたかったけどできなかった」など、ピアノで人生を明るく楽しいものにしたい方。
[ピアノ教室]営業戦略と将来計画
1 営業戦略
ターゲットが60代とはいえ、ホームページで随時生徒募集はかけたいと考える。同時にチラシも作成し、ポスティング、シニアが集まる公民館や福祉会館で掲示。開業と同時に折り込みチラシも検討中。
2 将来計画
開業当初が集客に苦労することが予想されるが、生徒の数が10名近くになったら、定期的にミニコンサートを開きたいと考える。ホールで緊張しながら弾く発表会というものではなく、シニアの方々が楽しく談笑しながら、心を開放してピアノを楽しめるものを開催したい。
まとめ
いかがでしたか?
今回はピアノ教室開校のはじめの一歩となる、 ピアノ教室の事業計画書の書き方について解説しました。
何かを始める際、どんなことでも、自分の頭の中にあるイメージを文章として書き出し、可視化することはとても大切なことです。
時間をかけることはないので、上記を参考に作成してみてくださいね!
ピアノ教室を始めたい方にとって、少しでも役立つことができたら嬉しいです!一緒に頑張りましょう!
ピアノ教室開校準備の次のステップはピアノ教室のホームページ作成です!
↓以下の記事では、生徒さんがお問い合わせしたくなるピアノ教室ホームページの具体例を紹介しています。どんなホームページにするか迷っている方は完コピOKですのでぜひご覧くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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