今回は双子ママの管理入院の費用や、何週から実際に入院するのか見ていきましょう。
こんにちは。双子の男の子を育てているりーりえです。
このブログでは双子の妊娠から双子の育児まで、体験談に基づきまがら、双子ママの疑問にお答えしていきます。
「双子の場合管理入院は何週からするのかな?」
「管理入院はどれくらい費用がかかるのかな?」
以上のような双子妊娠の場合必ず直面する「管理入院」についての疑問にお答えしてます。
私はできるだけ自宅で過ごしたくて、管理入院をぎりぎりまで渋ってしまいました・・・。(今思うとただのわがまま)
この記事を読めば、「管理入院」についての期間や費用が分かって、不安な気持ちが少し楽になりますよ!
↓こちらの記事では双子の管理入院が決まったら、ぜひ読んでほしい、管理入院する時の必要な持ち物、準備について詳しく紹介しています!
双子ママは管理入院は避けては通れない
双子を出産する場合、「管理入院」はいつからしなくてはならないのか、そしてその費用や期間について気になりますよね。
まずは管理入院とは何なのでしょうか。
管理入院・・・妊娠中の様々なトラブルを事前に防ぎ、万が一何かあった時すぐに対処できるように、予防的に出産日よりも前に入院すること。
そんな長い間入院するの?!
双子を妊娠してから「管理入院をする」ということは知識としてありましたが、実際入院をしてカレンダーを眺めていると、その長さに目まいがしたのをよく覚えています。
管理入院が必要となる理由はひとそれぞれ。管理入院の一番の目的は
無理をせず、安静に安静に過ごすこと
です。きょうだいがいるママさんは、上の子のお世話なども心配になりますよね。
それでも、双子ママさんにとっては「管理入院」は、赤ちゃんが元気に産まれてくるためのとても必要な時間。家族やパートナーの力を借りながら乗り切りましょう!
双子の場合の管理入院の要因3つ
双子の場合管理入院はいつからしなくてはならないのか、その答えは管理入院する要因によって異なります。
要因は大まかに次の3つです。
①早産の可能性がある時
②合併症(妊娠高血圧症候群など)のおそれがある時
③お腹の赤ちゃんに発育の問題がある時
参考文献「双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児」(たまごクラブひよこクラブ)
以下で詳しく解説します。
①早産の可能性がある時
お産の兆候である、「子宮頚管が短くなる」「子宮口が開く」「陣痛や破水」などの症状がある場合、病院で経過を見ながら、少しでも赤ちゃんがお母さんのお腹にいられるよう処置をしていく必要があります。
②合併症(妊娠高血圧症候群など)のおそれがある時
双子などの多胎児妊娠の場合はお母さんの負担がとても大きいです。お腹が大きくなると、血管や腎臓への負担が増え、高血圧のなったりタンパク尿が出ることがあります。そういった合併症を重症化させないよう処置していきます。
③お腹の赤ちゃんに発育の問題がある時
何らかの理由でお腹の中で赤ちゃんの発育が遅れている、ふたりの発育の差が大きい、などの異常と判断された場合も、管理入院になることがあります。経過観察をおこないながら、詳しく検査をしていきます。
[体験談]双子妊娠による私の管理入院の要因
体験談として、私が双子の妊娠で管理入院せざる負えなかった、2つの要因についてまとめました。
~管理入院体験談~
①私の管理入院の理由としては「早産兆候がある」がひとつとして挙げられます。お腹の張りを感じることが28週あたりを過ぎてから、頻繁に見られるようになったからです。
②もうひとつの理由が「むずむず足症候群」。妊娠初期から悩まされていたマイナートラブルのひとつです。私の場合はこの症状が深刻化し、担当のお医者さんは入院して処置しした方がよい、と判断されたのだと思います。
私を悩ませた「むずむず足症候群」についてはこちらの記事に詳しく書いてあります!今お悩みの方はぜひお読みください!↓
双子の場合管理入院は何週からするの?
双子の場合、管理入院は何週からしなくてはならないのか、そして期間についてです。
上記の早産などの可能性が出やすい
28週~30週あたりで入院
をして
出産するまで管理入院となる
ことが多いようです。
基準は病院や担当医師にもよりますが、一度管理入院しても、経過が順調と判断されれば、退院ししばらくお家で過ごせることもあります。
私はできるだけ自分の家で過ごしたくて・・・。わがままを言って管理入院を29週からにしてもらいました。それでも入院日数は50日!でも何かトラブルがあった時、すぐに診察し処置してくれる環境下にいられることは、とっても心強いですよね!
双子の場合管理入院にかかる費用って?
双子ママの管理入院の費用についても、とても気になりますよね。
「そんな長い間管理入院したら費用は高額にならないかな・・・?」
「双子だから出産費用も高いのかな・・・?」
と不安を感じているママさんいませんか?結論から言います!
大丈夫だよ!安心してね。
色々な制度があるから見ていこう!
・高額療養費制度
・限度額適用認定証
詳しく解説します。
高額療養費制度
管理入院や、腹式帝王切開術は健康保険が適用されます。
健康保険が適用される場合、高額療養費制度を利用できます。
この制度を申請することで
月々の所得額に応じて自己負担額の上限が設けられる
ため、高額な医療費を支払わなくて済むのです。
長期入院により医療費が高額になりそうな時はぜひ制度を利用しましょう。
上限額は所得や年齢によって定められていますので、詳しくは→高度療養費制度を利用される皆さまへ 厚生労働省 をご覧ください!
高額療養費制度を利用する際の注意点
この制度は医療費を窓口で支払った後に、給付される仕組みなため、一時的には自分で支払う必要があります。
あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払も大きな負担になりますよね。そんな時は併せてこちらの制度も活用してください!↓
限度額適用認定証
「高額療養費制度」を申請した後、「限度額適用認定証」を利用することで
窓口での支払いが自己負担限度額までとなる
ため、負担が大きく減らされます。
支払をする時には「限度額適用認定証」を保険証と併せて窓口に提示しましょう。
詳しくは→医療費が高額になりそうなとき|健康保険ガイド|全国健康保険協会をご覧ください!
管理入院費や出産費用はぜーーんぶ適用されたのかな?
ううん!入院費や出産費用のなかには健康保険の対象とならないものもあったんだ!詳しく見ていくね!
双子の管理入院の費用で保険適用外にあたるもの
双子に関わらず、管理入院にかかる費用のうち健康保険の対象とならない費用があります。
自分で負担しなくてはならないもの(保険適用外)
・食事代・・・病院での食事の費用(入院時食事療養費|健康保険ガイド|全国健康保険協会)
・ベット差額金・・・病院によって金額が異なりますが、個室を利用した時に発生することが多いです。
・分娩費用(分娩介助費)・・・帝王切開術自体は保険適用にされますが、分娩の際に行われた処置などの費用です。
私も入院当初、保険適用になるもの、ならないものを理解していなかったので、窓口で支払いを済ませてくれた夫から聞いて大変驚きました。
出産前にひとつの知識として知っておくことをおすすめします。
[体験談]双子の管理入院でかかった費用について
私の双子の管理入院では、実際に費用として支払ったもののほとんどが、保険適用外のものでした。
~管理入院体験談~
妊娠初期からマイナートラブル「むずむず足症候群」になってしまい、その症状にとても悩まされていました。「むずむず足症候群」の症状のひとつとして夜の不眠が挙げられます。そのため管理入院期間50日のほとんどを、大部屋ではなく個室で過ごしました。
病院にもよりますが、私の場合、個室の料金1日10000円!!
当然ベットの差額費用は保険適用外となりますので、自腹でお支払いしました。今思えば「大丈夫だよ。個室の方がきっと安心して過ごせるよ」と優しく励まし、快く個室利用を許してくれた家族に感謝感謝です・・・。
医療費のほとんどが、社会保険制度が適用され、自己の支払い額の負担はぐんと減りました。
しかし今思えば、最低限の医療保険に加入しておけば、お部屋の差額代や食事代などが給付金で払えたのになぁと、後悔の念が残るのも事実。
双子出産に関わらず、長期の管理入院が必要になった場合、私の様に、保険適用外で実費になる分が増えてしまうこともあるからです。
↓こちらの記事では、双子妊娠の場合も加入できる可能性が高い医療保険について詳しく解説しています。保険に加入できれば、保険適用外で実費にな部分が給付金として保障されますよ!
そしてママのように後悔しないように、相談できるサービスもあるので最後に紹介するよ!
双子の管理入院でかかる費用を抑えるためにできること
双子妊娠による長期の管理入院での費用を抑えるために、できることはやっておきたいですよね。
・妊娠中だけど入れる医療保険はあるのかな?
・妊娠に関する入院でも医療保険のお支払い対象になるのかな?
など、医療保険について不安や疑問を無料で相談することができるのが、妊婦さんのための医療保険無料相談サービスほけんガーデン
相談はオンラインでも気軽にできるので、医療保険について相談したいことがあったらぜひ利用してみてくださいね。
\ 妊娠中でも大丈夫! /
双子の場合管理入院で費用がかかっても出産育児一時金は2倍に!
双子出産のための管理入院で、保険適用外の費用がかかってしまったとしても、貰えるお金もあります!
ふたり分もらえるのかな!?
出産育児一時金
・妊娠週数22週以降に出産した場合
→50万円/1児
・妊娠週数22週未満で出産した場合
→48.8万円/1児
出産費附加金
職場によって異なります。
(私の場合職場から一人あたり3万円が支給されました!ふたり合わせて6万円支給)
社会保険制度を利用すれば、自己負担額は抑えられることも分かったし、もらえるお金もあるので、金銭的な問題で慌てることはないんだね!
管理入院の期間や費用に不安を感じているママさんたち、少し安心できたかな?
まとめ:双子の場合の管理入院期間は長いけど、費用は制度を利用すれば最低限に抑えられる
双子の場合管理入院はいつからなのか、という疑問から「管理入院」の期間や、費用について詳しく紹介しました。
管理入院は
「赤ちゃんが安心して大きくなれる時間」
と思って、ゆったりとした気持ちで過ごせるといいですね。
以下がこの記事のまとめです。
・個人差にもよるが28週~30週あたりに管理入院をする場合が多い。
・期間は出産するまで管理入院となることが多い。
・高額療養費制度を利用することで、自己負担額に上限が設けられる。
・保険適用外になる費用もあることを知っておこう。
今回の記事を読んで、双子ママさんの「管理入院」についての理解が深まり、期間や費用についての不安を少しでも取り除くことができたら幸せです。
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↓双子ママ専用のマタニティマークのキーホルダーはもう身に着けていますか?通常のマタニティマークは赤ちゃんひとり。「お腹にはふたりいるのになぁ」というたくさんの双子ママの声から生まれました。妊娠期の双子ママの元気のお守りとしてもおすすめです!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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